かつて、菅原道真公が大宰府へ左遷され打ちひしがれているときに、一人の老婆が元気を出して欲しいと、餅に梅の枝を添えて差し上げ、その餅を道真公がたいそう好んだ・・・。というのが、梅が枝餅の始まりといわれています。

シンプルに、小豆餡を薄い餅皮につつみ、梅の刻印の入った鉄板で焼き上げます。現在も太宰府天満宮には数多くの梅が枝餅店があり、太宰府はもとより福岡の名物として、全国にファンの多い甘味です。

太宰府天満宮でも、常に焼きたての梅ヶ枝餅を求める行列の絶えない、人気店「やす武」。
北海道産の上質な小豆、主に福岡・佐賀県産を用いた餅粉、ザラメなど、国産の素材にこだわり、それを創業より守り続けている秘伝の調合で伝統の味へと仕上げます。

また、蕎麦処としても有名な「やす武」、そこに相通じる日々変化する気候への配慮。
その職人の勘による、毎日水分、塩分などの微調整が、変わらない絶妙な美味しさを生み出します。

冷凍の梅ヶ枝餅は、電子レンジ又はオーブンで温めください。
またフライパンにて一分間程焼きますと焼立てと同様の香ばしさが戻り、美味しくお召し上がりいただけます。